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90点

 

異色のヒーロー映画「デッドプール」の続編。前作に引き続き主演は脚本、プロデュースも務めるライアン・レイノルズ。

 

監督を担当したのは『ジョンウィック チャプター2』『アトミックブロンド』で独自のアクションとスタイリッシュさで高い評価を受けた新鋭デヴィッド・リーチ。

アクション、ギャグ、バイオレンス、感動と、すべてが前作を超えたエンターテイメント作品です!。

 

流石の一言。アメコミはやっぱり2でパワーアップするね。

デップーちゃんが可愛いのはもちろんだが本作は悪役含めてみんな可愛い。死に方もみんなアホで可愛い笑

アクションシーンも流石アトミックブロンドチームだけあって凄い切れ味。序盤の犯罪組織壊滅させまくるシーンも完全にギャグなのに斬り合い撃ち合いは凄まじい。普通速でもスローモーションでも超カッコいい。あと、序盤で賊がウェイド宅に押し入った時の包丁で撃退するアクションもあんまりカット割らずにとられてて、スタントのレベルが高すぎる笑

それで多分見た人は予告編からはこんな展開になると思ってなかったって言う人多いと思います笑。

序盤からまさかの彼女死んじゃうヘビー展開に、まさかのジャガーノート登場に、まさかのXフォースほぼ全滅に、まさかのケーブル仲間入り。

ギャグとシリアスのバランス感覚はたぶん映画史上類を見ないレベルだったんじゃないか。
悲しいことが起きた後もデッドプールはギャグをかます。それは不謹慎なだけじゃなくて、彼自身に振り返る不幸な現実への抵抗であり、生きる力。だからこそ泣きながら笑えるし、笑ってるのに泣けてくる。

あくまでも無責任で自分最優先な男なんだけど、もっとも自分を幸せにする方法は周りを助けることだと自然に気づいていく流れは感動的。

でも笑いと感動のバランスは2:8くらい。

映画ネタも
ターミネーター、DCユニバース、氷の微笑、アベンジャーズ、アナ雪、アニーそしてウルヴァリン0にグリーンランタンまで笑

パロディネタも面白かったんですが、この映画はご都合主義やタイムスリップによるタイムパラドックスを完全に正当化してるところが最高!
エンドロールでデッドプールを苦しめてたあの件全部解決!涙返せ!ってなるの最高!笑

で、意外と倫理的な映画でもある。
デッドプールも正義の味方かわからないが、それでも許せない悪は、差別するやつ!子供虐待するやつ!弱者を虐げるやつ!っていう明確なメッセージがあった。

まさしく毒を持って毒を制す。

血縁じゃない家族のつながりを描いてるのも現代的で、全方位的に隙のない作品でした。

ちなみにとあるシーンであのハリウッドスターが一瞬出るのでお見逃しなく!