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88点

 

最高

点数は88点ですが12点分何か減点ポイントがあるわけではありません。

この映画は80点満点の88点です。

観客に求められるものはてんこもりにきっちりやる。話運びに必要なものは最小限かつ的確に。で、いらない要素はばっさりカット!っと思いきや少し変わった味付けもしてるけど。

 

しっかりとジャンル映画としての娯楽を提供しつつ、こんな予想外の感動までくれるとは。怪獣映画を代表する一本になるでしょう。

 

あらすじ
悪い会社が金儲けで作った薬品のせいでゴリラとオオカミとワニが巨大化、街に集結して色々ぶっ壊したあげくロック様(ドウェイン・ジョンソン)と戦います。

 

よくある怪獣映画とか巨大化ものの設定だし、ロック様映画としてもいつものロック様っぽい活躍の仕方なんだけど、
この二つの要素が組み合わさると素晴らしい化学反応!

いままでにない、普通サイズの人間1人が怪獣たち相手に渡り合うという展開にここまで説得力を持たせてくれる俳優は現状ロック様の他にはいないでしょう。

シュワちゃんが全盛期に怪獣映画に出てくれてたらできたかもしれないけど笑

顔つきが精悍で知性がある感じだからちゃんと学者に見えるし、ゴリラと友情を交わしてるって設定も似合いすぎだろ笑

最初のゴリラのジョージとロック様の触れ合いシーンはその時は笑えるところなんだけど後々まで活きてくるし感動的な展開になるのでここはオーソドックスながら上手い。ここでは優しさを感じられるロック様も見れます。

そんで彼は怪獣たちの中にぽつんといても全く存在感が失せない。
普通の怪獣映画の人間主人公たちのように呆然としたり、ただ見守るなんてことはなく、ガッツリ戦ってくれるのでファン垂涎。ふつうだったら反動で肩脱臼しそうなロケットランチャーを抱えてバンバン撃ちまくり。
リアリティより、俺たちの見たいものをわかってくれてる!

 

逆に怪獣たちもロック様に負けずしっかりカッコよくケレン味たっぷり。

ジョージは白い体に端正な顔立ちで非常にカッコいい。相変わらずハリウッドのモーションキャプチャー技術はハイレベルなので表情一つでしっかりと感情移入させてくれる。

ワニのリジーと狼のラルフもただでかくなるだけじゃなくて

ワニは全身ツノまみれ、狼はハリネズミの能力でしっぽから針を飛ばしてヘリを撃墜、モモンガの能力で滑空してビルを突き破るなどケレンに満ちた設定が最高。

またどの怪獣も登場シーンまでしっかり焦らしてくれるし、ここぞという場面ではしっかりとタメを作って大見得を切ってくれるのでまあアガる。

全体的に日本の特撮怪獣要素が入ってるのが大きいのかもしれない。ただでっかくするだけじゃなくて要素モリモリにするあたりは日本的。

 

CGの作り込みも凄まじく、怪獣の皮膚の質感、倒壊するビルや瓦礫の一つ一つまでしっかり凝ってる。
こないだのパシフィックリム続編になかった重量感もちゃんと感じられたし。笑

ワニがビル登るところや、ラストの三つ巴バトルはあまりの迫力に涙出た笑

本作の白眉は先ほどもいったロック様も参戦しての終盤のバトルで、
怪獣と人間のタッグバトルという新しい見せ場まで用意してくれるし、あの2人?というか2匹?笑の友情でちょっとウルッとくる場面まで。自分より強いものに守られるロック様という貴重な姿も見られます。

 

しかもその後なんかダイハードみたいに怪獣と一緒に気楽なノリで
家に帰って行くとは笑

よくある感じの怪獣映画どころか見たことないものをたくさん見せてもらいましたよ笑

その他、
ロック様の取ってつけたような元特殊部隊設定、

悪役は全部あの姉弟でそれ以上の黒幕はいませ〜んっていう単純明快さ、

いつのまにかいい感じの仲間になってるジェフリーディーンモーガンなど

 

雑な要素も本作には逆にプラス!

劇場で観ないと意味ないので、今すぐ頭空っぽにして楽しみに行くべし!

※怪獣映画とロック様の相性がこんなにいいならこれからも年1くらいでザ・ロック×怪獣ムービー作ってほしい。
できれば日本の怪獣も参加で。